まったく新しいヘルスケアサービスFiNCに要注目

2015年4月14日火曜日

ビジネス

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おはこんばんちわ、しのジャッキー(@shinojackie)です。

健康のプロのクラウドソーシングサービス

健康クラウドサービス、と聞くと体重を記録したり、ランニングを記録したり、食事の記録を付けたりするものに対して、アプリがコーチとなって、プログラミングに沿ってアドバイスをしてくれるものが多いですよね。

それに対して、実際のスポーツトレーナーや栄養士の方が、オンラインからアドバイスをしてくれるサービスを運営しているFiNCという会社があるそうです。要するには、健康に関するプロのクラウドソーシングサービスを運営している会社。昨今このサービスを、個人向けから企業向けに拡大しているそうです。

個人向けサービスの概要

ただ、60日間98,000円〜、というプレミアムな価格ではありますが、会員は伸びているようです。

経営陣がすごい

それにしても、経営陣がすごいことになっています。特に元トレーナーの社長30才と元みずほ銀行常務の副社長66才というコンビってのがまた、ライフネット生命を思わせますね。

【経営メンバー】
溝口 勇児(代表取締役社長CEO/FiNC創業者)
乗松 文夫(代表取締役副社長CFO/元みずほ銀行常務)
岡野 求 (取締役COO/元テラモーターズ創業メンバー)
南野 充則(取締役CTO/元MEDICA創業者)
秋元 征紘(社外取締役/元ナイキジャパン社長)
吉田 行宏(社外取締役/元ガリバー創業メンバー、専務取締役)
成松 淳 (社外取締役/元クックパッド最高財務責任者)
田中 喜代次(顧問/筑波大学教授)
石山 喜章(顧問/元ライブドア幹部)
朝倉 祐介(顧問/元ミクシィ代表取締役)
海老根 智仁(顧問/元オプト代表取締役)
三木 寛文(顧問/元グリー初期メンバー)
須田 仁之(顧問/クラウドワークス、弁護士ドットコム監査役)
引用元:株式会社FiNC(FiNC co.Ltd.)

創業者の溝口さんという方は、トレーナーとして活動していたが、フィットネスクラブがどんどん増える中で、利用者の人口が240万人程度から全然増えない現実を見る中で、これがもっと増えて行っても状況は変わらないのではないか?というのが動機だったそうです。


溝口勇児
代表取締役社長CEO
引用元:株式会社FiNC(FiNC co.Ltd.)





それにしても、2015年現在、30才となんとも若い。


こんなニュースも飛び込んできましたね(2015/4/13)
元LINE代表取締役の森川亮氏がウェルネスカンパニー「FiNC」の戦略顧問に就任

この会社の目指すところ

日本の課題として、「不健康期間」つまり、平均寿命と健康寿命のギャップがどんどん伸びていること、それに対して医療費がかかってくることが財政を圧迫していること、これを解消したい、というのがFiNCの目指しているところだそうです。

「一生に一度のかけがえのない人生の成功をサポートする」
引用元:FiNC(フィンク)完全成果保証ダイエット家庭教師

ウェルネス経営

経営指標の一つとして、ウェルネス経営という概念が出てきているそうです。従業員の健康をスコア化し、それらによって、どれくらい企業の生産性を損なっているのかを見える化する、ここでトップランナーでいくことがFiNCの戦略のようです。

実際に、創業者の溝口さんは、業績不振企業の再建に関わってきた中で、全ての企業を過去最高業績に導いているそうです。

こういったものは生の情報をどれだけあつめて、分析して、実地に実行して、改善していくかが、ものを良いですよね。

これまでのヘルスケアサービスとの違い

冒頭にも書きましたが、これまでのライフログを集めるタイプのものは、コンピュータがあいてとなるものが多く、ダウンロード数は多くても、実際に継続して使っている人はすくないかもしれません。

それに対して、FiNCのサービスはインターネットの向こう側ですが、実際の生身の人、しかもプロがアドバイスをしてくれる、つまりコミュニケーションが発生するところがポイントのようです。

なんと、スタンプで怒られることもあるそうです。

栄養士にスタンプで怒られるオンライン家庭教師ダイエット「FiNC」がシリーズAで数億円の資金調達を実施 | The Startup



コミュニケーションがあるということは?

単独世代がどんどん増えて行く日本において、非常に重要な意味を持ってくる。人の寿命に大きな影響を与えているのは「孤独」だそうです。

国勢調査より作成

FiNCでは、オンライン上のコミュニケーションがあるため、実際のコミュニケーションが必要となれば、リアルのコミュニケーションによるサービスへの導線ともなると、O2O的な要素も出てきそうですね。

最後に

個々人の健康の情報を蓄えて行くこと、つまりヘルスコア情報をにぎれば、その周辺、例えば流行りのIoT(Internet of things), M2M (Machine to Machine)のような、ヘルスケアで注目されている領域でも、中心的なプレイヤーになりうる存在ですね。


FiNC社長・溝口勇児のベンチャー経営日記
ブログもありました。



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