いきなりNLP速読術にトライしてみて分かった3つのこと

2014年12月25日木曜日

ライフハック 読書

t f B! P L
フォトリーディングって、聞いたことありますよね。
よく10分で本が読めちゃう!系のノウハウ本が
ブックオフの100円コーナーとかにあふれています。

私は、基本的に本は、図書館が多いんですが
最近、興味がある分野の一つがNLP

さて図書館の蔵書を検索していると
「NLP速読術」なるワードが飛び込んできました。

この本なんですけど。

情報量が10倍になるNLP速読術 (フォレスト2545新書)

松島直也 フォレスト出版 2012-08-08
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うーむ、NLPって心理学的なもんよね
速読術と関係あるわけ?
と謎掛けにあったように興味本位で手にとったのでした。



<結論>

・速読術は「目的意識」が大事
・速読術は「捨てる読書」
・速読術は「無意識」を駆使

これは中々に、得るものがありました。これまで、フォトリーディングできる人って
魔法使いだと思っていたんですが、そういうワケでは無い、ということが分かって大変勉強になりました。ちゃんと人間として見るようにします。

速読術は、「目的意識」が大事

あなたが、その本を読む目的はなんなのだろうか?

先日いった、東京ライフハック研究会のLTで本を読む時に、まずその目的を「学び」か「娯楽」かで分類する。とおっしゃっていた方がいました。

フォトリーディング、というかNLP速読術では、その本を読む目的を明確にし、その目的に叶う部分に辺りをつけるために前書き、目次、あとがきにまず目を通し、キーワードを意識しながら1ページ数秒という早さで、本をぱらぱらと流して見してしまうという

このフェーズを高速リーディングと読んでいました。

このフェーズで大切なことは、読むことは意識せず、なんとなく眺めるようにどんどん先にいってしまうことらしいです。

速読術は「捨てる読書」



欲張ってはいけない

「あれも、これも」という感じで欲張っていたら、結局は何も身に付かず、「あの本を読んだ」という記憶(あるいは、ちょっとした達成感)だけでおわってしまうことでしょう。 p.81
これは、ぐわ〜ん!ときました。

かつての瀧本哲史さんのセミナーで、

「最悪なのは、自己啓発書を読んで心を改めることだ、今日から行動を改めよ」

といわれて、がびーん!と来たののデジャヴュ

以下に、その本の中から、今の自分が必要とする部分を抽出するかがポイント。そのためには「目的意識」必要不可欠なのだ。

ということで、ためらわずに、2度目は、ぱらぱらとしつつも気になったところ、ピンときたところをの周辺数行を読み込む。これをキーリーディングというそうです。このフェーズで自分にとって本当に必要な部分をピンポイントに探り当てます。

こうして、見つけたポイントは200ページで、せいぜい数ページの分量だそうです。そこまできたら、ポイントリーディング、つまりいいとこ取りフェーズです。

本書では、マグロからトロを食べる、と表現していました。

高速リーディングは、魚群センサーで、マグロを見つけるプロセスで、次にそのマグロから、大トロを切り出すのキーリーディング。そして、それをおいしく頂くのがポイントリーディングといったところでしょうか。

繰り返しになりますが、このときに「あれも、これも」食べてはダメ。ポイントをしぼって、大トロのつまみ食いするのがポイントのようです。

なれてくると、高速リーディングからダイレクトにポイントリーディングにいけるそうで、そうすると、まさに10分で一冊読めてしまう!?そのためには、次の項目が必要不可欠になるようです。

速読術は、「無意識」を駆使

人間は無意識のうちにものすごい色々なことをしています。例えば、私がこのパソコンに向かってこのブログをしたためているときには画面の周りの部屋の様子も目は周辺視野で確実に捉えていますが、意識はしていません。このときに、無意識が、自分に必要な情報と、不必要な情報の取捨選択を自動的にしているのです。

このものすごい情報量を識別している能力を最大限駆使するのが、高速リーディングなのでしょう。たとえば、一ページ数秒ぱらぱらめくっているだけでも、この無意識を見方につけると、自分に必要な情報以外は「捨てて」くれて、必要な情報だけを取り込んでくれるというのです。

これはにわかに信じられないことですが、本書の後半戦では、この無意識を見方につけるための、「フィルタリング」「ハイパフォーマンス・ステートになる方法」「アンカリング」といったNLPメソッドの活用法が紹介されていました。

ここらへんは、まだまだ消化不良ですが、本書がいう通り、欲張ってはいけません。まず、今回の読書のタイミングで、自分にとっての大トロは「目的意識」「捨てる読書」、具体的なテクニックとしての「高速リーディング、キーリーディング、ポイントリーディング」、これをまずしっかり食し、アウトプットにつなげたいと思います。

さっそくトライしてみた

ということで、早速ながら、キーリーディング的に、四冊ほど、本をNLP速読してみましたので、それぞれの読書所要時間と、そこから得たものを以下、サンプルとしてピックアップしました。

読書時間:25分

株が好き♪―たった1銘柄の売買でも1000万円儲けられるフミエ流マル美株式投資術

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NLP速読術にトライして25分で速読。内容的には株式の基本的な知識とエッセイのあいの子って感じ。行動力で成功をおさめたことが分かった。

<面白かった考え方>
・投資にまわして良い金融資産(%)=100ー自分の年齢
 私は68%!?
・高値から四日後が買い注文のチャンス(売買代金引き渡しが約定四日後だから)
・聞いたこともない企業がTVCMをしだしたら上場してるかチェック

読書時間:16分

8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識

川端 裕人,三島 和夫 日経BP社 2014-01-17
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睡眠関連の雑誌とかでの特集記事のへぇ〜、っていうような内容をまとめたものって感じ。特に個人的に「なるほど!」と行動に移せそうな内容は無かった。速読じゃなかったら電車の中の読書タイムを1〜2時間は取られていて、ふーん、で終わっていたかも!


読書時間:10分

『会社四季報』で学ぶ株式投資のための会計入門

井口 秀昭 東洋経済新報社 2010-11-05
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財務諸表の見方から、PERやROI, ROAなどを具体的な会社の会社四季報のページを例にあげながら説明していて、これはじっくり読むことでちゃんとした知識が得られそう。文章も平易に書かれている印象。

読書時間:11分

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

デビッド・アレン 二見書房 2008-12-24
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これはかなり充実の内容。とことん見える化、そのための手法が超具体的に記載されている。じっくり腰を据えて身につけたい感じ。


まとめ

いかがでしたか? 読書では欲張らずに、「捨てる勇気」を持ち、胸をはっていいとこ取りして、すこしでも行動に移すことが大切だな、と感じた しのジャッキーでした。

それではまた!

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