企業分析は数字x仕組みの理解が重要@BBTU問題発見思考単科6か月目(1/2)

2014年4月6日日曜日

MBA

t f B! P L
6ヶ月目(20143月)は

競合分析の講座〜演習
ロジカルシンキングの講座まで
現在、7ヶ月目ではロジカルシンキングの演習に入っています。

市場分析演習〜愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。〜
@BBTU問題発見思考単科5ヶ月目
前回:5ヶ月目はこちらから




競合分析

先月までの市場分析から、競合分析に突入しました。
3C(Customer=>Competitor=>Company)の流れですね。
競合分析という表現になっていましたが、どちらかというと
企業分析色が強い。財務指標分析、ビジネスシステム上の特徴
会社の事業の歴史、事業分野の変遷、そして会社の風土などを含む価値観を
どうやって理解するのかを業績と事業展開、ビジネスシステム、7Sで学びます。

競合分析の目的
大きくは3種類ととらえる
・ベストプラクティスとしての分析
・自社と競合する企業の戦い方の分析
・投資先として評価する

point
全体、大きいところから見る(大きいところから、小さいところは本講座を通してのポイント)
・売上推移(+一人当たりにして生産性の指標ともする)
・シェア(=競争力)
=>比べるときいわゆる同業他社との市場シェアではなく
  業界全体の売上規模の中の割合という見方は考えたこともなかった
・経常利益、利益率
・ランキング(世の中にどう見られているか?)
・(細かい指標を)同業他社と比較する
・成長性・生産性・収益性も大事な視点

会社を数字で理解する

BS/PL (貸借対照表/損益計算書)
簿記的に詳細な項目の意味などを理解しようというよりは
全く知らない人向けに、概要を説明という感じだが
経営者/コンサルの見る視点が分かった(講師が経営者/コンサルだし)

・BS(バランスシート)
 資産(左)と負債(右)の流動部分(上)を比べるだけで借金と
 それに対してすぐ現金化できる資産があるかで健全か分かる

・PL(損益計算書)
 BSとPLの両面から見る指標がROA(Return on Asset/総資産利益率)
 資産をどれだけ利益に変えているか

・ROAツリー/ROSツリー

会社を理解するときに財務的な面は、ROAツリーで分析することが重要。キャッシュフローについても簡単に触れられました。


いやー、まさに、大きいところから小さいところへ原因理解のための分析って感じですね。実際の講座の中では、キヤノンとニコンの過去10年以上の上記のすべての指標の推移を比較して、両者の取り組みについての分析がなされました。圧巻で、ニュースとかで表面的にみえているものと全然違って見えてきます。。コンサルってこんなことすんのかー!

BBTUの講座を取るか悩んでいた時に、読んだ「企業参謀」でもROAツリー的なものの解説があって、いかに自分が、意味を理解せず、何となく言葉の字面だけ(丸暗記)みて分かった気になっているなぁ、と思わされましたが、今回もそのときの感情を思い出さされました(苦笑)

企業参謀―戦略的思考とはなにか

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ちなみに、xx利益率って、頭がこんがらがるので、
こういった絵を手近のところにもって眺めていると頭に入ってきそう。

黄緑が「利益」のイメージ、ピンクが「費用」のイメージです。
引用元:売上総利益、営業利益、経常利益、税引前利益、当期利益 ド素人的説明 | 管理会計システム.com

会社の仕組みを理解する


・ビジネスシステム

ビジネスシステム(バリューチェーン)は事業活動を時間のプロセスで見てみる手法で、例えば以下のような製造業の例が分かりやすいですね。その会社が、企画が強いのか?製造が強いのか?販売力が強いのか?という観点で会社の事業を理解しよう、ということを学びました。企業に関して、様々な情報が出てきたときに、整理するための軸として重要と、のちの演習で分かりました。

 ●バリューチェーンの例 
<製造業>
引用元:N's spirit バリューチェーンとは 価値連鎖とは 事業連鎖とは 分析方法


・価値観(7S)

数字上の企業、打ち出されている戦略だけでははかれない部分を理解するための助けとなる7S(セブンエス)というフレームワークについて学びました。これは、そもそも講師の斉藤さん、学長の大前さんの古巣マッキンゼーの提唱しているものなんですね


引用元:フレームワークの定番 マッキンゼーの「7Sモデル」:コンサルタントが世界一やさしく教えるビジネス思考(12)(ジンジュール) - goo ニュース

いわゆる戦略は、組織構造、業務システムなどは、その土台となる、価値観、人材、スタイル(風土ってやつですね)を鑑みて実行可能なものでないと戦略も絵に描いた餅になってしまう。

その辺りの組織に戦略を落とし込んでいくプロセスは、やはりストーリーで読むととても迫るものが有りますね。名著「V字回復の経営」が外せないですね。

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

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次回は

6ヶ月目は長くなってしまったので、どんな風な演習をやったのかは
次回にまわそうと思います。過去の関連投稿は以下からどうぞ。

しのジャッキーの雑記~ブログ: MBA関連
問題発見思考受講記録の一覧はこちらから




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