2013年9月28日土曜日

(読書メモ)伝える力/池上彰

このブログもそうだし、BizCollege Premiumさんへの寄稿(➡詳細こちら)もそうですが、文章を書く力について、考えてみようと、池上明んの「伝える力」という本を読んだメモ。



まず、ブクログへの感想メモ

”ちょっと期待度が高すぎたかなぁ。中身は綺麗にまとまってますが、目新しいものはなかった。 でもそれと、実践できているかは別の話。やはり地力に奇策なし。地道な努力の積み重ねが大切と思わされました。”

以下は、付箋メモ
➡付箋読書法についてはこちら「読書術〜物理編〜」

★は自分のコメント

===============
目次 第5章
文章力をアップさせる
・「もう一人の自分」を育てる
・音読する
・ひとに話しながら、書く内容を整理する
・ブログを書く

p.18
意味が分からないで原稿を読んでいるニュースは
聞いている側も頭に入ってこない
★なるほどー、やはり、段取り八分ですね

p.22
何かを調べる時は、まったく知らない人に
説明するにはどうすればよいかを意識すると良い

p.29
理解を深めるには自分がいかに物事を知らないか
を知る事がスタート
p.36
よけいなプライドをもっている人は「そこまで」

p.58
10秒あればかなりの事が言える
30秒あれば起承転結を含めた話ができる
しかし15分くらいまでは一つのテーマに絞った方が良い

p.69-70
失礼なことや悪口をいっても交換を持たれる人と
嫌われてしまう人の違いは「愛情」があるか

p.76〜79
 日本には「けしからん罪」がある
成功してもすかれる人、成功して嫌われる人
アメリカは儲けた人が偉い社会だが、日本はちょっと違う
「うらやましい」と「ずるい」という反応をする

p.80
悪口は面と向かって言えるレベルで

p.93
謝罪は危機管理

p.112
演繹法:先に結論ありき
帰納法:情報を集めて結論を構築

ビジネス文書の書き方としては、帰納法が良いが、情報を集める時間が十分でない場合が多く、「緩やかな演繹法」=部分的に帰納法を取り入れる手法を池上さんはすすめている。

p.117
現地に行って問われるのは「五感」、「雑感」
報告書や提案書には、それらをさりげなく入れる事で
臨場感がでて、キラリと光る独自のものになる。

★これは、異業種交流界で、プレゼンをやってもらうのに
自己紹介や、なんでそのことに興味をもったか
など、「その人」の要素を入れてもらうようにしていて
池上さんの後ろ盾をもらった様でなんかうれしいw

p.122
思いついたアイデアや企画を書き出した見たとして
「なかなかいい出来じゃないか」と思ってしまったら
「もう一人の自分」がいるとはいえない
書いてる自分も見直している自分もどっぷり
そのままの自分

p.183
使わない方がよい言葉や文字
・そして/それから
・順接の「が」 (本来逆説につかうべき)
・ところで/さて
・いずれにしても
・絵文字w



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2013年9月26日木曜日

(読書メモ) 犬と鬼/アレックス・カー

アレックス・カーさんの「犬と鬼 −知られざる日本の肖像−」という本を読んだ。

きっかけは、彼のセミナーを聞いて興味をもったからだ。

(セミナーメモ)/アレックス・カー「現代日本が失ったもの」

本書は一貫して、日本の負の部分、陰の部分にスポットを当てる構成となっている。基本的には官僚の腐敗に関しての長編研究報告書というイメージ。

結構、上から目線な文章で(訳書なのもあると思うが)、かつ日本に関する批判をずっと読み続けるのは結構堪えるが、基本的に世の中の本ってポジティブなことばっか書いてあるものが多いし、選択的にそういうものをインプットしてしまうものなので、たまには良いですね。

著者の言う事ななんでもかんでも真に受けるつもりはないですが、ハッとさせられる部分も多数あった。

国よりも個人が強くなると言われている現代。やっぱり日本に住むという選択をしているとはいえ、盲目的に日本国自体を信用してはいけないな、と思わされました。

特に一番、面白いなと思ったのは、「日本は幼児化している」という指摘。

町中にあふれる放送や看板は注意を呼びかけているのは、当たり前になっているが確かに不思議。

また、分かり易いコンテンツ、「お笑い」であったり「かわいい」であったり。そんなコンビニエンスなコンテンツを大量消費している気がする。

アレックス・カーさんの講演と同日に聞いた
長沼毅さんの講演で彼は

 ”学校は「考えろ」というくせにに考え方を教えない
 考え方の第一歩は「比較」
 思うと考えるの違いにもつながる ”

とおっしゃっていた。(詳細はこちら
日本の教育は、
「考えることなく、ただ受け身の人間」
大量生産しようとし続けている

今、子供を2人持つ身になり
子供を教育する段階に入るまでに
自分自身の再教育をしないとな。
とも思わされたのでした。

さて以下は、付箋メモ
➡付箋読書法についてはこちら「読書術〜物理編〜」

===============
p.42
トータルコントロールは日本の長所、茶道や能、組み立てラインの品質管理を生み出した

トータルコントロールが近代テクノロジーと結びつき、自然環境へ向けられコンクリートジャングルを生み出したのか

p.69
産業界の国際競争力の強さは、ひとつには、有害廃棄物と環境破壊の費用をまったく無視して来たおかげである。

p.110
特殊法人で巨額の無駄遣いや債務各紙が行われる理由のひとつは、帳簿を公開する法的義務がないという単純な事実にある

p.131
日本の官僚制と他の先進国との一番の違いは、自分の管轄下の事業下の事業から官僚自身が利益を得られる構造になっているということだ。たとえば、天下りや、各省庁の組合が下請け企業の株をもったりすることだ。

p.133
官僚は権力を下に振るうだけでなく、上の方、つまり政界とパイプを作り強い影響を与えている。政治家はある省庁と組む。これを「族議員」と呼ぶ。

p.134 エアロビクスの規制
許認可、行政指導について、エアロビクスを例に説明
各省庁は新しい業態が出てくると、それぞれに資格を設定するとともに、その管理運用をする団体を作りだす。

p.172
京都は豊かな文化遺産に恵まれながら、パリやヴェネツィアのような国際観光都市にはなれなかった。海外から訪れる人の数は少なく、滞在日数も短い。特別に保護された名所旧跡を見終わったら − 何もない。

p.178
日本の修復テクノロジーは65年を境に成長を止め、以来、古いものをそのまま完璧に保存する方法しか考えてこなかった。そのため、古い建築の持つ温かみと雰囲気を、新しい建物に魅力的に活かそうにも、その手法を知っている人がいない。「テクノロジーの固定化」の結果、日本は「古い=不便」と「新しい=味気ない」という両極端のあいだで引き裂かれている。

p.200
東京は利用できる土地も少ないというので、地下に巨大都市を建設するという大手建設会社のプランが国土交通省のお気に入りである。人々は地下のアパートに住み、地下鉄に載って地下のオフィスビルに出勤するわけだ。将来の都民は、昼の光を見る必要性はもうない。日照権を守ろうとした結果がこれである。


p.212
よくある誤解のひとつに、日本は人口に見合う国土がたりないという思い込みがある。「人口が多すぎる」せいで地価が高いとだれもが信じ込んでいる。だが、実際には、ヨーロパでは日本と同等の人口密度の国が大半である。もうひとつの土地にかんする神話では、日本では急斜面の山が多いので人が住める面積が少ない。それでは「人が住める土地」とはどういうことだろう。急斜面は、昔ではトスカーナ地方、近代ではサンフランシスコと香港の発展に邪魔にはならなかった。問題は土地の使い方にあるのだ。

p.269
日米の利率の差を10%とすれば、アメリカ人が日本人の三分の一しか貯蓄しないとしてお、だいたい20年で預金全額はならんでしまう。さらに10年経てば、アメリカ人の預金金額は日本人の二倍になる。

p.272
極端な低金利は年金基金にも深刻な影響を及ぼしている。91年、アメリカの年金基金が28%という大幅な運用益をあげたのに対して、日本の年金基金の運用益はわずか1%。

p.307
先進国の名だたる学府で、世界にも時刻の社会にこれほど貢献していない大学はまずないだろう。日本経済新聞が書いている様に、エリート大学の仕事は「出来上がった製品にラベルをはり、出荷する『缶詰工場』に似ている。『工場』からは『○○大学』といったラベルを貼られた『均質な製品』しか出荷されない」。

p.316
戦後日本の教育システムは、日本の次世代を幼児化しようとしている。どこに行っても「危険!」と「危ない!」の渓谷が鳴り響いている事は、心理学的な研究が必要だと思わせる。

p.351
80年代末のバブルの時代、アメリカの大学十数校が日本に分校を開設した。しかし、文部省が卒業資格認可をあたえなかった



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2013年9月23日月曜日

(セミナーメモ)/瀬谷ルミ子:対立や争いを超えてプロジェクトを進めるには?

BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー(概要はこちら)のメモシリーズです。

対立や争いを超えてプロジェクトを進めるには?
紛争地の事例から
瀬谷ルミ子(日本紛争予防センター理事長)

同日の為末さんの講演で彼は自分がオリンピックを狙うには

という視点でハードルを選択したと語っていた。

瀬谷ルミ子さんは、紛争解決の仕事を志した理由を



” 自分はそんなに優秀でもない、
 淘汰されない分野ということで考えた
 探してみるとそんなこと(紛争解決)
 を教えている場所はなかった
 ならば専門家になれば良いと考えた
 ニーズがあるけど担い手がいない分野でないと
 自分は必要とされないと思った  ”

と語っていたが、この2つがキャリア選択

という考え方に非常に重要な示唆をもっているな
と思いました。

一時期、自分探しとか、社会貢献とか、そういった

言葉が流行ったけど、自分が何ができるのか
自分の置かれた環境でのベストな選択とか
そういうことを「考える」ことが欠如してはいけないな、
なんて思いました。

そういえば、以前、こんなセミナーにいった

NPO Leader's Night in Yokohama
その時のセミナーメモを見ると(メモはこちら

「今、自分は何がなせる人間になったのか?

 その武器で、お前は社会に何が還元できるのか?
 そのための"想い"は十分に熱いか?」

という自問の末


「今の環境を最大限活用し、納得できる仕事をしよう

 自分が何をなせる人間なのかちゃんと日々の中で
 自分で捕らえられる形まで落とし込もう。

 環境のせいにするのは誰でもできる。」

なんてことが書いてあった。青いなー(苦笑)
でもやっぱりそうだなー。
つい半年前のことだけど、
ちゃんと、その方向性はまだ失ってないな
と再確認したのでした。

以下、セミナーメモ
========
平和構築において武装解除を専門としてきた
 武器を回収し、除隊させ、手に職をつけさせること
 暴力や武力行使で解決しない選択肢を増やしていく活動

ルワンダの内戦を高校生のときにいた
 役に立ちたいといった動機よりも
 自分はそんなに優秀でもない、淘汰されない分野
 ということで考えた
 探してみるとそんなことを教えている場所はなかった
 専門家になれば良いと考えた

 ニーズがあるけど担い手がいない分野
 でないと自分は必要とされないと思った

和解のためによくやること
・共同作業
 例:町の清掃
ポイントは互いの共通メリットが重要
 清掃により廃材を集めて資金を得て山分け
 和解のイベントという立て付けにしないこと

ポリシー
 ・やらない言い訳はしない
 ・できないことは見極める(キャパの問題)

★やらない言い訳はしない

 というのに、以下の本で
 東日本大震災の復興支援にあたって
 支援が不平等になってしまうことを理由に
 やるべきでない、といった意見が出た際に

 被災者に必要なことを「やらない」という解はない
 といったことを言っているシーンがあるのですが
 それを思い出しました。









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2013年9月22日日曜日

(セミナーメモ)/為末 大:世界で勝つ逆転の発想

1年ぶりにやってきた。
BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー(概要はこちら)。

世界で勝つ逆転の発想/為末 大

非常にロジカルに考えて種目を選択や勝つための戦略
を考えて望んできたというアスリートの半生が語られた

短距離で中学チャンピオンになるも早熟な自分は
今後追い抜かれていくだけ、という事実をデータから気づき
意識的にオリンピックを狙えるハードルに転向した
というエピソードなど、とてもビックリした。
志向はとてもクールなんだな、と

また、wikiによるとクイズ$ミリオネアで1000万円を獲得。
それを元手に東京ストリート陸上をプロデュース
など、結構面白い事をいろいろしている

あと日経ビジネスオンラインでの以下の対談記事が面白くて
成功しなくても、自信を持つことはできますか?
対談:竹中平蔵×為末大
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130430/247409/

BizCOLLEGE Premiumに寄稿させてもらった記事でも
取り上げていたりしました。
詳細はこちら

さて、以下講演のメモ、ところどころで
レースの動画が紹介されて、ドラマチックでした。
========
中学チャンピオンは一人もオリンピックにでていないという事実をデータで目の当たりにし、自分が早熟なだけである事に気づき、ハードルに転向
➡勝てるものを選ぶ

諦めなかったスポーツマンはいっぱいいるが
本はかかないから「諦めなければ夢は叶う」
という言葉だけ残る

オリンピック➡転倒 
世界をもっと知らないといけない
初海外で8日間で4レース
超回復で、世界選手権、日本短距離初の銅メダル
➡勝負時に躊躇しない

山頂の先は次の山
山頂を目指す事から、山登りを続ける方法を考えた

プロに転向
チャレンジャーで居続ける
なりふり構わない自分に戻る

狙い続ければ失敗は生きる
若い選手は転倒がいやだろう
イーブンで走れば良いんだけでそうじゃないように見せたい
最初からかっ飛ばした

チャールズ・ダーウィン
 最も強いものが生き残るのではない
 最も賢いものが生き残るのである
 変化に適応した種のみが生き残る

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2013年9月21日土曜日

(セミナーメモ)/瀧本哲史:やりたい仕事、属したい組織がなければ、自ら創るしかない

1年ぶりにやってきた。

BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー(概要はこちら)。

瀧本哲史さんの講演メモをアップします。

やりたい仕事、属したい組織がなければ、自ら創るしかない

これまでに2回講演を聞いていて

セミナーメモ:武器としての人脈づくり 〜ゲリラ的な最強チーム構築を実践する〜 瀧本哲史

http://shinojackie.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html


〜交渉する力〜やりたい仕事、属したい組織がなければ、自ら創るしかない/瀧本哲史
http://shinojackie.blogspot.jp/2012/09/blog-post_15.html

そこまで新しい内容はなかったです。詳しい内容は上記2つのリンク先を読んでいただいた方がよいと思います。今回でアップデートがあったとこや、あたらしい気づきがあったところを★つけてあります。

特に、ビジネスパーソンの教養に関しての分類は面白い視点でした。

あと、ちょっと質問タイムが設けられたので、そもそも去年の瀧本さんの講演を聞いて、はじめた異業種交流会「ゆるたまの会」に関して質問をぶつけてみた。

Q「一匹目のペンギンとなって、去年から異業種交流界をはじめてみたが、実際、自分の負荷が高まっているのを感じている。なにかアドバイスはないか?」
次のステージを考える
➡誰かに売っぱらう(そそのかして移管)
 何かを作り始めて目的をそっちにシフト
 異業種交流会のまま終わってもしょうがない
 自分の名刺が増えるばっかり

恐らく、いわゆる色んな人が集まって、名刺交換をする異業種交流界をイメージされたんだと思う。「何かを作り始めて目的をそっちにシフト」というのに近い方向性にはなってきているが、会の運営自体がチームになっておらず、個人プレーになっているのを解消するのが次のチャレンジだな。

と心を新たにしたのでした。
行動も新たにせねば。

さて、セミナーメモです。

==========
瀧本哲史

転職といっても、たいていは「転社」でしかない

私は本当に「職」を変えている
学者、マッキンゼー、経営者、投資家
本を書くのも飽きたのでそろそろヤメようと思っているw


<投資の視点>
長期的な視点で見て事業のニーズがあるか、その事業の成功の鍵となるスキルセットを創業者が持っているかを主に重視して投資する

リスクヘッジしたつもりでも他人任せである以上危険

コンサルティングは茶番
所詮、企業は変わる気がないからアウトソーシングしていると気づいてしまってマッキンゼーはやめた

「英語・IT・会計」はすでにパターン化されてコモディティーとなっている

パラダイムシフト
天動説・地動説は、天動説の人たちは信じたまま死んでいった。

★40,50歳代のインタビューをしてみたが、彼らに対する救済策はない。若手の黒幕になれ!
➡すげー、発想

中央集権リーダーの限界
➡群雄割拠型リーダーへ
当たるも八卦当たらぬも八卦、多産多死
例:ベストプラクティスとしての「Y conbinator」
  最初、数打ちゃ当たる的な投資で馬鹿にしていたが
  実は、すごかった。

ペンギンは、海に入るとき、なかなか入れないが
一匹飛び込むと一気に飛び込む。
しかし、その一匹目は勇気がある訳ではなくこけただけ

➡イノベーションにはおばかさんが必要?w
★平凡なチーム
解決する課題目標:提携的で平凡
メンバー:年次・経験、ランク、バランス
スキル:固定的
人数:数多くの正式メンバー
目標へのコミットメント: やったふり、したつもり
メンバーの責任感:集団責任は無責任
問題解決ツール:こんさるごっこ

★これからのチーム
解決する課題目標:非定形、達成可能性高く
メンバー:小さいコミットメント必要性が実証された人
スキル:流動的、お互いを補完しようとする結果、学習により獲得
人数:少数のコアメンバーと多数の周辺メンバー
メンバーの責任感:負けたら開放、痛い金
一人の失敗が全員の失敗
問題解決ツール:バックグラウンドが違うメンバ

★高不確実性下に置ける役割分担
打ち上げる、落とし込む、つじつまを合わせる
事業を立ち上げる人は、ぶっ飛んでいる人
➡一匹目のペンギン?

ウィーク・タイ
 弱いつながりの方が、補完的関係で役に立つ?

学生ビジネスコンテスト KING
ダメなチームは仕切り屋が俺に任せろ!というタイプ

「つながり」の副作用
過度の社交は時間の無駄
磁石のジレンマ、鋼鉄もくず鉄も引き寄せてしまう
対処法:反応速度を変える、対応レベルを変える

★ビジネスパーソンの教養

教養 発見する教養 構造化された体系
          ➡複雑な世界に構造を見つける
          構造化されていない世界に触れる
          ➡全く新しい視点を見つける

   越境する教養 相手の世界にあわせる
          ➡相手に質問できる
          相手の世界を伝える
          ➡相手の質問に答えられる


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2013年9月20日金曜日

記事を寄稿して)How do you design yourself?/これまでの記事一覧付き(笑)

今月もBizCOLLGE Premiumさんに寄稿した記事が公開されました。

<寄稿記事>
How do you design yourself? 
~究極オリジナリティを発揮するには自分と向き合うところから~
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/info/editor-info/20130917/000389

この活動は、BizCOLLEGE Premiumセミナーをきっかけに出会ったメンバーが、「Bizまとめ編集室」の名の下に、主に30〜40代前半のビジネスパーソンが個々にテーマを設定し、それに関して役立つ記事をまとめよう。という企画。縁あって、私も初期から参加させてもらえている。

ビジネス記事って読むけど、他の人ってどんなこと思いながらこの記事読んだのかな?というのに応えるような記事を、しのジャッキーは目指しています。

これまでの記事一覧は以下にあります。
BizCOLLEGE Premium 仕事に役立つ記事まとめ
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/biz-sellects

現在、10数名のメンバーが日々、記事作成にいそしむとともに、だいたい月一で編集会議なんてのが開催されている。プロの編集者の方と、記事に関して議論したり、実際に、コメントを受けたりできるというのは中々に貴重な経験だ。

さて、今回寄稿した、

How do you design yourself? 
~究極オリジナリティを発揮するには自分と向き合うところから~

という記事では、5本の記事を取り上げて、自分って平凡だよなー。でも、このままじゃまずいような気がするー。と漠然と、いや、痛切に思い始めた自分の指針になりそうな記事をまとめてみて。

1つ目の記事の藤原さんの100x100で1万人に一人の逸材になれるという発想は、以前投稿の以下のセミナーで実際に直接聞き自分の中で重要なコンセプトの一つとなっていて、パラレルキャリアでミュージシャンにつながっている

公私混同の再定義(3)/藤原和博
http://shinojackie.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html

5つ目に取り上げた、横山さんは、まさに2012、負のスパイラルから脱出するきっかけをくれた方であり、この記事の中で取り上げられているアイデンティティに関しては、以前、以下の投稿で取り上げさせてもらい、これまた重要な考え方のコンセプトになっています。

自分を変えるとは、アイデンティティを変えること?
http://shinojackie.blogspot.jp/2013/02/blog-post_22.html

こうやって、一定のフォーマットに落とし込んでいく過程は、想像以上に大変なものなのですが、考え方や、自分が関心したポイントなどが、血肉になっていくな。という感覚がとてもありますね。

ということで良かったら、以下の記事の右上の「いいね」や「ツイート」してもらえたらうれしいですw
How do you design yourself? 
~究極オリジナリティを発揮するには自分と向き合うところから~

しのジャッキーがこれまでに寄稿した記事関連の投稿は以下です。こちらもあわせて以下の記事の右上の「いいね」や「ツイート」してもらえたらうれしいですwww

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<寄稿記事>
ビジネスパーソンよ大志を抱け! 
~思い込みが日本を救う?~
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/info/editor-info/20130801/000369

<裏話?投稿>
ビジネスパーソンよ大志を抱け!
http://shinojackie.blogspot.jp/2013/08/blog-post.html

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<寄稿記事>
雲の向こうから、いや群れの中からお金がやってきた!
~クラウドファンディングはだれのもの?~
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/info/editor-info/20130704/000353

<裏話?投稿>
まずは、世に出してみるということか。@記事を寄稿して
http://shinojackie.blogspot.jp/2013/07/blog-post_9.html

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<寄稿記事>
パラレルキャリアでミュージシャン?
~本業+副業がもたらす相互作用~
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/info/editor-info/20130509/000324

<裏話?投稿>
パラレルキャリアでミュージシャン?記者?/メディアへ寄稿して
http://shinojackie.blogspot.jp/2013/05/blog-post_11.html

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2013年9月16日月曜日

(セミナーメモ)/アレックス・カー「現代日本が失ったもの」

1年ぶりにやってきた。
BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー(概要はこちら)。

この前投稿した、長沼毅さんに続いて
しのジャッキーがおもしろかったのは

アレックス・カー氏(東洋文化研究家、作家)
 現代日本が失ったもの
でした。

今回は、青地がセミナー時の
アレックス・カーさんの発言メモをベースとした
しのジャッキーがセミナー中は
セミナー後に調べたことなどの補足を
随時黒字で挟み込むという構成でやってみます

(追記)彼の著書も読んで見ました
    興味のある方はこちらもあわせてチェック
  ➡(読書メモ) 犬と鬼/アレックス・カー

========
古民家再生とかの話を期待しているかもしれないが
テクノロジーについて話をしたい
観光産業について考えてもらいたい

日本で産業というと、「モノづくり」

日本では観光が軽視されている(国内・国外の視点も必要)

しらべてみると観光ランキングというものがあった
通称ダボス会議と言うらしい


出典)http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-183.html

日本は前回の22位から14位にランクをあげたようだ。

以下をみると、GDP比率では他国に比べてそこまで力を
入れていないということには見えない。
ちょっと古いけど。
出典)http://www1.kepco.co.jp/insight/content/column/library/library032.html


一方、日本の観光業の産業規模は24.5兆円(国土交通省
ということのようだが、日本に旅行に行くときの懸念として
「言語の不安」、「コストが高い」というのは
ですよねー。という感じ。

しかし、そもそもカーさんがいいたいことは
そもそもカーさんが言いたい事はそんなことではなかった

観光立国と言い出したのは小泉政権
アレックスカーさんのおすすめ
龍安寺
ミホ美術館
道後温泉

景観管理の先端技術とは

 美しいか・美しくないかがポイントになってくる
 これまでの産業界では触れられなかったこと
 ※「美」は産業界ではタブーと言及していた

課題:電線、携帯の基地局

公共の看板ってなんなのだろう?
「まちをきれいに」の看板で景観が見えない
鳥居に看板???

ここでは、海外では、携帯の基地局を山に作るにしても
通信事業者同士で話し合いをして、数を減らす
日本では山に、基地局が立ちまくり景観を悪くしている
また、海外の基地局は、遠目には樹木に見えるようにする
といった工夫をしている様子が写真で示された。

「まちをきれいに」という看板が、サビつき
本来を意味をなさない上に景観を悪くしている様。

そして、鳥居や神社の門などにまで
お土産などの看板がひしめき合っている様を
写真で映し出した。

日本人はもう当たり前化してしまっているが
冷静に考えて、例えば、ヨーロッパの古城を
楽しみに見に行ったとして、その門に
山ほど良く分からない現地語の看板があったら
正直、引くと思う。

そういうことを、日本は平気で「観光地」でやっている

それが、観光に置ける先端技術がない
とカーさんは言いたいのだろう。

2004年「景観法」がされた

黒川温泉(景観を漆喰と黒で統一)
ヨーロッパはプライドと愛で景観を守っている
なんでホテル業で海外勢が日本で強くなってきているのか?

犬馬難し鬼易し
ある画家が、書き易いもの書きにくいものを問われて
犬や馬のようなそこらへんにいるものは難しく
鬼のようなものは描くのが用意と答えたように

日本の、何気ない魅力「Nothing special」を
守ることが難しい。

 この後、コンクリートジャングルと化している
 舗装されまくった日本の山道の写真が
 もはや現代のアートの世界とばかりに
 スライドにて映し出された。
 その白黒の世界は非常にショッキングに写った。

もう日本に50年になる

祖谷に古民家を持っている
後半は、古民家再生の写真スライドショー
※まるで、劇的ビフォー・アフターの世界

ちなみに、カーさんの祖谷渓の再生古民家は
宿泊する事が可能(リンクはこちら

偶然にも私、祖谷渓自体は2回行った事があり
大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)の渓谷の道や
かずら橋の光景を頭に思い浮かべた。

また、日経ビジネスで、徳島の神山町という町で
何十年ぶりで人口が自然増(流出を流入者数が超えた)した
という記事を読み

町から、移住者の受け入れ支援業務を引き受けている
グリーンバレーというNPOの活動に感銘を受けて
神山町にいったこともある。

そのときの写真は以下の投稿を参照

四国旅行:徳島 神山アート・イン・レジデンス(KAIR)編


グリーンバレーは、アート・イン・レジデンスという
アーティストの滞在型芸術活動の支援から発展して
神山町に住みたいという人への支援活動をしており
古民家の紹介をしたりしている(イン神山

そういえば、ガイアの夜明けでも
このグリーンバレーは紹介された
紹介回のリンクはこちら

そのとき一緒に番組野中で「東京R不動産」という
会社が紹介されており、都内の空き家再生の
取り組みが紹介されていた。
実は、日本の空家率は13%を超えているそうだ

とまぁ、いろいろ思い出しつつ、
「あぁ、いいなぁ、日本的な家屋」
などとカーさんのプレゼンの美しい
写真の数々を見ながら思ってしまった。

いま、カーさんの著作「犬と鬼」

 


を読み始めたのですが、
日本が近代化を実現していくなかで
失っていっている美しい景観
その裏にひそむ仕組みが繰り広げられている
まだ、途中だが、読んでいて非常に心が痛くなる

主な焦点はいまのところ政治、官僚の腐敗について
もう10年くらい前の本なので、だいぶ変わってきた
ところもあるが、根本のところは変わってないな
と感じる。

(追記)読み終わりました。
    読書メモはこちら

東京オリンピクも決まりましたし
観光、景観をどのようにしていくべきなのか
新しい視点が必要ですね。

お・も・て・な・し
も良いですが、過剰な看板はいらないし
便利にするために景観がこわれてしまっては
元も子もない。
カーさんの最後のメッセージは

「感性を磨かないといけない」

だった。前回の投稿で紹介した
長沼毅さんの講演の中で、物語性というのを
私は一つの重要なポイントに感じたが
まさに、その土地の「物語」を大切にした
観光立国を実現していくための感性を磨き
失っては行けないものを見つめ直せるように
なりたいものだとおもったのでした。

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2013年9月11日水曜日

(セミナーメモ)「時間は物語だ」辺境生物学者の仕事術/広島大学准教授 長沼毅

1年ぶりにやってきた。
BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー(概要はこちら)。
今回一番面白かった講演が
辺境生物学者の仕事術/広島大学准教授 長沼毅

以前受けた高井研さん同様
科学者の方なのですが、ユーモアとアツイ信念を感じ
とても感動してしまった。

変な話、科学者の方って、
信念がないとやっていけないんだろうなぁ。
だって人によっては
なぜそれが世の中のためになるのか
他人に理解してもらうのが
難しい領域もあるわけで。

でも、それって普通に会社に勤めて仕事をしてても
同じかもしれないな、とも同時に思う。

ゆるたまで知り合ったある方が
「私は、生きている時間を価値に変換したい」
と言っていました。

長沼さんはセミナーの中で
「時間は物語だ」と言うシーンがあったのですが

製品もアイデアもどんどんコモディティー化する今、
体験や経験の価値がますます高まり、
そこに見いだされる価値はストーリー性
(=物語のある時間)なのだ


ときに他人に価値を理解してもらいづらい領域で
人生の時間をかけている人たちは、
自分の生きる時間を物語ることが仕事術であり、
それこそが彼が今回提示したかった
「新しい仕事術」だったのかな。
なんて思ったのでした。

さて、以下セミナー内容のメモです。
まさに雑記ですので、私や参加者にしか
分からないところもあるかもしれませんがご勘弁を

スライドの固まり毎に、長沼さんの仕事術の
キャッチフレーズがあったのでそれは黄色でマークした
篠崎の独り言は★

追記)ご本家BizCollege Premiumにも
   レポートがアップされました
砂漠の商人「モノにはすべて物語がある」と学ぶ
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/language/human-quality-on-the-polar-regions/20131002/000395


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いきにくいところ(生きにくい、行きにくい)
で仕事をしている

ちなみに、赤色盲の方がこの世の中には案外多いので
資料で強調したいところは、赤でなく青を使う

段取り八分
北極の温泉に行ってきた。
池を自分で汚染しないよう
十分に防護する服を来てサンプリングにのぞむ写真
が大写しされる

段取りの段階で、成否が8割決まる
ものは3倍持っていかないと不安
とくに極地にいくと「ない」と何も出来ない。
準備は十分、綿密に

楽しみ十分
先ほどの池(温泉)につかる長沼氏が
大写しにされるwww
「以降、ここにサンプリングに来る人は
 私の汚染物を採取するかもしれませんね」

備えあれば憂いなし 
かつて宇宙飛行士の試験を受けた(1996)
最終的には野口さんが通った。

「私は、才能を認めてよ。そしたらがんばるから」だった

しかし、野口さんは
Be prepared.(ボーイスカウトの名言)だった
野口さんは、いつでも宇宙行ける状態だったのだ。

★これは、会社での自分を振り返って妙に染みた。
 ここ数年、会社で後ろ向きな気持ちになることが多い
 機会が与えられない、とか
 上層部が怠慢だ、とか
 でも、自分は本当に、それらに文句が言えるほど
 Be preparedだろうか?

思い込みを捨て、思いつきを拾う
NHKのプロフェッショナル出演時の名言
(と自分でおっしゃっていた)

南極の昭和基地の近くの池の湖底に、
コケのようなものが生えまくっている(コケ坊主)
➡共同作業の賜物
 競争より共生1+1=3
 植物界では当たり前



できるかできないかではない
やるかやらないかだ
(ONE PIECEより)

コケ坊主の成果をもって、天皇から賞をもらう事に

授賞式には学生を行かせた。

「その間、私は、南極にコケ坊主を取りにいった
 泳げないのに(会場爆笑)」

1個サンプルの研究結果で賞をもらうことは
学者として怖かった。

しなかった後悔よりした後悔

★これもNHKでの発言っぽいですが
 しのジャッキーも好きな言葉。
 私は、大和証券(だったと思う)のCMでみた
 カメレール博士なる人が
 人間観察をしているCMで
 パン屋の女の子に恋をした少年が
 声をかけられずにいるうちに、
 いつの間にか、ヤメてしまうというものだ

 その時のCMでかかっていた曲も好きで
 Youtubeに弾き語りをアップしてたりする
 ⬇これだ。「グッド!b」募集中w
 


右肩上がりはヤメた!
 私は右肩下がりの姿勢がくせ
 とジョークをかませつつ
 なんでもかんでも右肩上がりしないといけない
 というのは無理があるし、幸せなんだろうか?
 とあるとき思った。という

 それまでは、権力をどんどんつけて
 上にのし上がりたかったらしい

知足(老子):足るを知るものは富む
というが、この問題意識について、名前をつけてみた。 
もっともっと病(More, more, more disease)
★自分で問題意識に名前をつけた。というのが面白い

増収増益、増利益率は、「もっともっと病」では?
不必要な「もっともっと病」をヤメていく工夫
それも必要だと思う。

★これに関して、バンドマン社長(heの河野氏)
 の記事を思い出した

どうして「前年比」を超えないといけないんですか?

この記事の中では、前年比増という世界は
とても安易な発想で中身を伴わない事が多いのでは?
と警鐘を鳴らしているとしのジャッキーは理解し
とても感銘を受けた。

満月のサハラ砂漠にらくだにのって歩くと金色の世界
➡一生心に残る景色。おすすめ。

時は金なり。
砂漠の商人から学んだ事
日本人観光客たちは、休憩時間の数十分で絨毯屋に立寄り
怒濤の勢いで、一枚、何十万もする絨毯を買っていった。

時間があった私が、訪れると
そこに座れといわれ、その絨毯にまつわる話を
永遠と聞かされるのだ。

時間には物語がある。
日本人観光客が買っていった絨毯は実際は
何十万もしないだろう。
時間をかけないなら、金をかけろ。
ということなのだ

★しのジャッキーの深読みかもしれないが
 ここで長沼さんが言いたかったことは
 短絡的な価値に目をくらませてはダメ
 モノやアイデアがどんどんコモディティーかする今
 体験や経験、ストーリー性(物語)が重要になってくる
 と言いたかったのではないだろうか

思い込みを発見すると、逆転の発想をする
塩湖の中に生き物がいるはずが無いと思った。
ここが狙い目だ!と思う

英語はツール
ツールを使って「何」を話すんですか?
「教養」が必要

南極とかに行ったときの英語は
サバイバルツール
中学英語、間違いない英語を覚えよう
This is a pen.の英語を使いましょう

学校は「考えろ」というくせにに考え方を教えない
考え方の第一歩は「比較」
思うと考えるの違いにもつながる

Q&A ・極限で、どうやってすり減らないようにするのか?
段取り8分
若いときは、アンテナをはりまくっていた時期があった
鈍感になる必要がある瞬間がある
➡鈍感力
★これまたコロンブスの卵というか
 たしかに、思考も「選択と集中」が必要
 なんだろうな、と思ったのでした。

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2013年9月10日火曜日

(セミナーまとめ)BizCOLLEGE PREMIUMイベント「イノベーターと学ぶ“新しい仕事術”2013 リベラルアーツ&サイエンスデイ」

1年ぶりにやってきた。
BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー。
去年このセミナーに参加したことで
私の人生に上向きの活力を与えてくれた
➡くわしくはこちら

【BizCOLLEGE PREMIUMイベント】
9月7日(土)10時~20時
「イノベーターと学ぶ“新しい仕事術”2013
 リベラルアーツ&サイエンスデイ」
 http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=071648

<登壇者> ★リンクになっているところは記事に飛べます
第1部 教養から新しい視座を獲得する
◆竹内薫氏(サイエンス作家)
 ビジネスパーソンに必要な「科学的視点」とは
◆長沼毅氏(広島大学准教授)
 辺境生物学者の仕事術
◆アレックス・カー氏(東洋文化研究家、作家)
 現代日本が失ったもの

第2部 共感を武器にビジネスを組み立てる
◆為末大氏(一般社団法人アスリートソサエティ代表理事)
 世界で勝つ逆転の発想
◆瀧本哲史氏(京都大学客員准教授、NPO法人全日本ディベート連盟代表理事)
 やりたい仕事、属したい組織がなければ、自ら創るしかない
◆小林麻美氏(日本コカ・コーラ株式会社 マーケティング本部ウォーターカテゴリー ウォーターグループ シニアマネジャー)
 い・ろ・は・すを通じた新しい価値の提供

第3部 まずはプロトタイプでもスタートする
◆八木啓太氏(ビーサイズ株式会社 代表)
 個として、メーカーとして、本当につくりたいもの
◆瀬谷ルミ子氏(認定NPO法人 日本紛争予防センター理事長)
 対立や争いを超えてプロジェクトを勧めるには:紛争地の事例から
◆竹中平蔵氏(慶應義塾大学 教授、グローバルセキュリティ研究所 所長)
 新しい日本経済〜イノベーションを考える〜


今回は去年の1.5日からから1日に規模は縮小したが
登壇者は8名から9名にパワーアップしている
前回とかぶる登壇者も2名(竹中さん、瀧本さん)だ。

一人一人の講演のメモはコツコツと書いていくとして
本記事では全体のまとめを先にしておこうと思います。

まず、個人的に一番良かったのが
長沼毅さん、以前受けた高井研さん同様
科学者の方なのですが、ユーモアとアツイ信念を感じ
とても感動してしまった。

アレックス・カーさんはコンクリートで固められ、
美を失ってしまっている日本に警鐘を鳴らすとともに、
彼自身の古民家再生活動を
視覚に訴える写真を多用したプレゼンで紹介した
経済大国になる一方で日本が失ったものを考えさせられた。

そして、一番最後の登壇者だった竹中平蔵さん
いや、さすが、といいますか、政治家であります。
だいぶ疲れてきていたところで、軽快な語り口
次から次へと具体的な数字と例が出てくるのには
やはり、話すのに慣れてるな。と関心してしまいました。
とても分かり易い。「伝える力」って重要だな
と認識させられたのでした。
会場は前回よりは若干少ない感じに見えたが7割くらい

埋まっているような感じだった。

前回との大きな違いは、インプットに偏っていた事。
前回の藤原さんの講演では、2,3回は隣同士などで
かるいディスカッションや自己紹介
羽根さんの講演ではプチプレゼンがあったり
会場からの多数の質疑に答えてくれたりがあったが
今回は、9名というセミナーを一日に詰め込んだためか

登壇者との質疑の時間があまりなかったのが残念だった。

また、前回同様、18−20時は交流会があり
食べ物、飲み物も用意された立食パーティ。
去年はこれがとてもドキドキしてあまり話せなかったが
今回は、ゆるたまでの知り合いも多数参加していたので
そのつながりも含めて多くの人と知り合うことができた。

ゆるたまをやっていることで、
色々な人が自分に色々な人を紹介してくれる
というのは以前、人脈作りに関して考察した
「ホンモノの人脈をつくるための4ステップ」

の時には気づかなかった効果だった。

前回は、帰り際に勇気を出して
エレベーターのスイッチを押すとともに
二次会を企画した、という今思えば
お恥ずかしいエピソードがあるが

今回は、自然な(?)流れで二次会を開くことができ
15名程度(うち新しく出会った方が5名)集まりました。

実は会を運営を一年運営して、それなりに疲れていて
瀧本さんの講演の質疑で

「去年、瀧本さんの講演をきっかけに
 異業種交流界を1年やってきましたが
 少々、疲れてきました。
 何かアドバイスをいただけないでしょうか?」

などと聞いてみましたが
答えは何となく自分の中にあって

短期的で明確なメリットや成果を求め過ぎる
ところが自分にはあるようで、
もう少し、気長にゆるたまの名前の通り
ゆる〜く、肩の力を抜いてやった方がいいのかな
などと、ちょっと時間を置いて思うのでした。

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2013年9月5日木曜日

[読書メモ]Media Makers(田端信太郎)


すげー、面白かった。

分量もそんなにないのでサクッと読めちゃうのに、メディアについて、その定義、影響力について、コンテンツの分類、そのあり方、今後の展望など、真面目にでもウイットに飛んだ文書で書かれている。


すごい分かりやすく、かつ、刺激的な内容。最近の電子化の流れに興味がある人なども本質はなんなのか?という視点が得られます。


MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体

読書メモをを以下の記事を参考に

(記事)読書ノートとして使おう
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090406/144215/?ST=career&P=7

引用➡★しのジャッキーコメント
で作ってみた。

==<読書メモ>=========
p.15 メディアとファイナンスは両方とも実態の無い情報を扱っているという点で似ている

p.16 ハッタリと実力の区別がむずかしい
→予言が自己実現する

p.19 「人・モノ・金」において「お金(キャッシュ)」がボトルネックにならなくなってきている
★クラウドファンディングでばーっと集まったりする。

p.20 「タレント」と「アテンション」をどうやって集めるかがこれからの企業の競争軸になる

p.25 メディアの田端さんの定義
「メディアとは、そこに情報の送り手と受けての二社が存在し、薗間を仲介し、両者において、コミュニケーションを成立させることを目的とするもの」

p.30 メディアのタイプの分類
Media         (送信者1 vs 受信はN) 例:Yahoo!ニュース
Community (送信者N vs 受信はN)  例:facebook
Tool            (送信者N vs 受信は1)   例:RSSリーダー

p.54 メディアの「影響力」「信頼性」「ブランド価値」の本質、一流メディアに対する「畏怖の念」は、そのメディアの持つ「予言の自己実現能力」に対するものである

★なるほど!日経のセミナーだから安心だろ。的なところがあって、BizCollegePremiumセミナー行くの踏み切ったもんなぁ。➡参照

p.62 メディアコンテンツの3次元マトリックス
・ストックxフロー
 ストック)万葉集、Wikipedia
 フロー)ツイッター、ニュースサイト、新聞
・参加性x権威性
 食べログとミシュラン
リニアxノンリニア

★軸が三つあるのが面白い、特に3つ目が最近の流れ

p.81 メディアにおいては、自分の「コントロール範囲(=責任範囲)」を明確しておくことが重要。

★食べログであれば投稿内容に運営側は責任を持てない

p.92 映画は究極のリニアなメディア

リニアは、時間軸のコントロール権が高いメディア小説もリニア性の高いメディア

映画は、2時間という間、お客さんを暗室に閉じ込め自分自身の「映像世界」を大音量とともに浴びせ続けることは、暴力あるいは洗脳になるくらいの激烈な密度をもった体験であり、そんな「特権」をもった独裁的表現者であるがゆえに、映画監督は社会から尊敬を受けるクリエイターとなりうる。

★このリニア性という概念はあまり考えた事が無く新鮮!

p.95 リニアなコンテンツとは、連続した時間を費やすことを視聴者に要求するため、現代の生活者に対して、負荷が高まりつつある。映画2時間よりも、15分の連ドラの方が現代にマッチしている?(意訳)

★現代は時間がどんどん細切れ化しているからなー

 by.ワークシフト
p.108 ペルソナの扱いレベル

あるメディアの編集長だったとして、内容の採否を考えるときに「xxxさんは、興味があるかな?ないかな?」というレベルで考えられるくらいペルソナの人格を思い浮かべられるレベルが求められる(意訳)

★このブログにせよ、パラレルキャリアでミュージシャンにせよとてもそういうレベルで考えられてないなぁ。。

p.123
ドストエフスキー引用
「貨幣とは鋳造された自由である」

稼げるメディアを作るということはメディアとしての自由を得ることであり、「定量化」し「構造化」されたKPIに基づいて各プロセスのPDCAをまわしていくことは避けて通れない(要約)

★ドストエフスキー。かっこいい!

p.152 CDはなぜ74分か?
帝王カラヤンがベートーベンの交響曲第9番合唱付きを通しで聞けるようにすべきと要望したから。

p.154 メディアは中立ではない
CDの普及で「サビ頭の曲が増加」
サビが曲名化

★メディアにあわせて、コンテンツも変わる!

p.157
★レコードからCDへの変化はコンテンツのノンリニア化

p.159 「アーキテクチャの支配」
席の回転率を上げたいなら、「椅子を高くする」CDはリスナーに「好きなフレーズや曲だけつまんで、繰り返し聞いてね」という意図せざる無言のメッセージをもたらした

p.162 配信技術や閲覧デバイスの環境はコンテンツに対して、無色透明なパイプではない。環境(アーキテクチャ)の変化がユーザーに対し、どのようなベクトルを、無言かつ暗黙のうちに与えるのかについての洞察、このことは今後のメディアにとって決定的に重要なスキルの一つである

★TPOにあわせるであれば、ブラウザというか、WEBのデザインを、そのまんまメーラーにして、画像や文字のカラーなどが白黒にできる、WEBメディアかサービスは受けるかも。→就業中に見やすい(爆)

★しかしながら、最新のテクノロジーが意図せず仕組みを変えていく例は山ほどあるんだろうなぁ。

p.163
ヴィスコンティ映画「山猫」
「変わらずに生きてゆくためには、変わらねばならない」

★引用もニクい!

メディアとしてのアウトプットを「パブリック」にし、読み手との間に有効なコミュニケーションを成立させていくか、こそがメディアの本来の使命・存在意義

p.166 メディアの使命が何かを考えている例
スポーツ「ナンバー」は、ワールドカップのときだけ、隔週刊から週刊にしている。

p.170 「街の形」
ドライブスルーや郊外ベッドタウンなどができ始めたのは、車が世にでて数十年後、インターネットの普及から15年たった今、モータリゼーションが街の形を変えたように、インターネットが街の形を変える時代がきている。

★ワークシフトで言っている世界観と非常にマッチする。

p.174 新しいメディアの例

ローカルニュースの担い手である、地方紙などが、都道府県などの区切りになってしまうが、それは実際の読み手のニーズとは則してしていないのでは?それに対して、実際の生活圏・商圏に近い単位で紹介するメディアの全国フランチャイズ媒体。

★へー、そんなのあるんだ!

検索エンジンの急上昇キーワードをもとに契約しているフリーランスのライターに自動で、執筆依頼を出し、できた記事は独自のSEO(Search Engine Optimization)で検索サイト上位にぶちこんだり、他の情報サイトへ記事提供したりと、オンデマンド(自動)でメディアを作っていく仕組み。

★すげぇ。しかし、こうなってくると、Googleによって、社会は動かされている面がどんどん強くなっていく!?

p.177 脳みそが陳腐化する兆候

新規サービスに対して、「こんなの本物の○○ではない。オモチャだ」と言いたくなったら、自分の脳みそが陳腐化していると疑おう

★これは、ボーカロイドとか、そうだったなぁ。いまじゃ、ボーカロイドのコンサートに人が押し寄せちゃうんだもんな。ギターの音も、デジタルじゃ再現できないぜ!っていってたら陳腐側になってしまうかもしれないですね。

p.192 現代に置いてメルマガは「王国型メディア」

これまで、雑誌の編集長とは、その雑誌のすべてを自由にできる王様だった。しかし、現在、編集長の存在を認識している「読み手」がいるか?NO。であれば、そんな王国は存在していない。現代において、有料個人メルマガこそ特定の個人が君臨する「王様型メディア」となった。

例:堀江貴文、津田大介、佐々木俊尚、山本一郎、藤沢数希

以上、メディアというもの自体について非常に色々考えさせられる良著でした。


MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体




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