必見!受講生が語る。成長に悩む社会人にBBTU ”問題発見思考”をおすすめする理由

2014年8月30日土曜日

MBA

t f B! P L
ビジネスブレイクスルー大学院(以下、BBTU)の単科受講生として
「問題発見思考」を受講し、無事合格、修了することができました。


途中までは毎月、学びの記録を付けていました
そもそも規定でカリキュラムの内容を他言することはNGでした
というのと、最後の2ヶ月間はBBTUの「マーケティング概論」
を同時受講していたため、いっぱいいっぱいでした。
というのが実態でした

さて、このタイミングを逃すと、もう、まとめられないので
あらためて、約一年におよぶ問題発見思考に関して

・プログラム自体どうだったのよ?
・BBTU自体ってどうだったのよ?
・で、おまえどうなったのよ?

とそんな観点で書いてみました。
受講を考えている方の参考になれば幸いです。
一番最後に、コストのカラクリに関しても書いてますので
少々ながいですが是非最後までお楽しみください。

問題発見思考 | MBA[経営管理修士・経営学修士]ならビジネス・ブレークスルー大学大学院
科目説明ページはこちら


プログラムの内容は、宣伝とあっていたか?

そもそも受ける前は、初期のプログラムの卒業生の方に知り合いがいたので、ちょっと話を聞かせていただいたりもしましたが、基本的には、説明会とウェブ上の説明で考える訳ですが、以下がプログラムの説明ページの概要。さて、実際受けてみてどうおもったのか、振り返ってみます。

「問題発見思考」講座とは?

問題を発見するとは、物事の実態や本質を正しく理解するということ。これは所謂ロジカルシンキングと呼ばれているものですが、思考プロセスを学ぶだけでは“実戦”では使えません。
本科目では、本質的な問題を発見するための「思考の流れ」の全体像を学んだ上で「個々のスキル」を学び何度も繰り返し練習をします。
引用元:問題発見思考 | MBA[経営管理修士・経営学修士]ならビジネス・ブレークスルー大学大学院
個々のスキルの反復というよりも、個々のスキルの学習を素材として、「思考の流れ」、「考え方」の法を繰り返し・繰り返し、脳ミスにすり込まれるプログラムだったと感じています。

「思考の流れ」「考え方」というのは、言われてみれば本当に基本的な、当たり前なことのようですが「目的は何か?」、「ようはどういうことか?」、「Fact(事実)に忠実に」、「大きいところから小さいところへ」、「ポイントを3つでまとめると?」、「意味を抽出する」といったことなのですが、本を読んで「ふんふん、そうだよね」と思うのと実践するのはどんだけ違うか、ということを思い知る感じです。

ということで、プログラムの内容と実際は、ほぼ合っていました。

瞬間的に人は変わらない、時間を見方にすべし



さて、このプログラムは10ヶ月間のプログラムとなります。全部で50時間くらいある講義の映像を週に1〜2時間みて、各章で、結構な数の演習をこなし、演習も解説の映像をみて、という形で進みます。この演習が、前半はそんなに重たくなかったのですが、後半は、一つの演習で市場演習のためのグラフを何個もつくったりと、一つこなすのに、何時間もかかったりと中々ハードでした

それで、映像の中とはいえ、もう、10ヶ月間、毎日のように、講師から「目的は何や?」、「Factはなんや?」、「ようはどういうことや?」、「大きいところから小さいところやで」、「ポイントを3つや?」、「意味を抽出するんやで」と言われ続ける訳です。そう、関西弁でスリスリと脳ミソにすり込まれています。そのまんま、講義の中でも「スリスリ」って言ってましたw

こうなると、仕事の中で、何か上司からの指示などを受けても、「目的は何だろうな?」、「それはFactか?」、「それを調べることによって、何を知りたいんだろう?逆に、何が分かるだろう?」と脊髄反射的に思うようになるし、実際に作業をしている中でも「この数字がこうなってるって、なんかおかしいよな?」とか「これじゃ、目的を満たすデータにならないな」とか、ついつい細かいところにこだわって、「そうだ、あれも調べてみよう」という趣味のような、つまり、手段が目的になっちゃう作業の誘惑に負けにくくなりました。

これは、時間を味方に付けたと言えると思います。時間の力はやはり大きい。

「考え方」、「思考方法」を変えるというのは、瞬間的にバサッと変わるもんじゃないと、つくづく思った一年間でもありました。

自分の受講記録から引用すると、まさに以下であります。
忙しい業務の中で、目的を見失い
チャート作りが「作業」になってしまうと
そんな基本的なことにも気が配れなくなっているかも
引用元:しのジャッキーの自燃ブログ: チャートの極意&フレームワークってなんぞ@BBTU問題発見思考3ヶ月経過

これは、本を読んで「ふむふむなるほど、目的が大切だね」
とかいっているだけでは絶対身に付かない。
こうやって、時間をかけて繰り返し演習しながら
繰り返し自覚されることで初めて磨かれていくんだなー
引用元:しのジャッキーの自燃ブログ: 市場分析演習〜愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。〜@BBTU問題発見思考単科5ヶ月目

BBTUって、遠隔教育って実際どうだったのよ?



・私はスマホで、お昼休みに

改めて簡単に説明する。通学の講義は2回ありましたが、修了するために、必須ではなく、基本は、すべて、講義は映像です。PCでも、スマホでも、タブレットでも見れます。私は基本的に、スマホ(iPhone)でダウンロードして、会社の昼休みに、講義資料を印刷したものを見ながら講義を視聴していました。なので、講義を見る時間も受講者の自由です。また、速度は2倍速にできるので、基本的に2倍速で聞いてました。この一年で早口に磨きがかかったかもw もちろん、何回聞いてもOKです。結構、繰り返してみたりしたものもあります。

・掲示板はそこそこに、ペースは前のめりで
また、本プログラムに関しては、講義映像の中でだされる演習に締め切りなどはなく、完全に自分のペースにゆだねられており、いつまでに、掲示板に投稿せい!と言ったものもありませんでした。他の科目では、xx回以上のコメントを投稿すること、xx日までに、課題の回答を掲示板に投稿することが履修条件になるものあるようです。

締め切りがあったのは、期限が切られた個人ワーク1回と、グループ課題1回のみでした。ということもあって、BBTU側から推奨学習スケジュールというのが提示されていました。

正直、私は単科での受講だったので、スケジュールよりは、1, 2ヶ月前倒しで進めていました。単科の方には、後半の講義課題がハードなので、周りをきにせずガンガン進めることをおすすめします。

・時間を大切にするようになりました
遠隔教育を受けて、思ったこと、というか、自分が変わったことは、スキマ時間を非常に意識するようになったということです、その成果は以下、アシタノレシピでの投稿にまとめています。

スキマ時間でプチ習慣化チャレンジ/GSTを制するものは全てを制す!?
こちら


海外出張などもあるし、子供もいるし、そもそも通学ってかったるいし、ということで私は遠隔教育には大満足でした。また、後述しますが、人的なコミュニケーションの形成はどうなの?というのはありますが、まず学びが第一義ですからね。

・思考を学ぶのは、対面コミュニケーションじゃない方がよい

また、掲示板で、テキストに起こすというのは非常に重要です。この問題発見思考では、掲示板への投稿が必須条件になっていなかったので、そこまで大量に投稿をした訳ではないですが、F2Fコミュニケーションでの、瞬発力や、いわゆる声のでかさ、コミュニケーション能力ではなくて、本当に「考える力」を育てるという意味では、文字・チャート・グラフでのコミュニケーションって逆に効果的なのです。

これは、ブログをやっていても分かります。文字に起こすというのは本当に自分が分かっているのかを試されます。大変だけど。

・遠隔教育はこれからのトレンドですし
また、ワークシフトの中でも描かれていますが、これから教育に地理的なハンディキャップは、MOOCSなどのように、まさに遠隔教育の進化によってなくなって行きます。そういった中で、この流れにのることも重要、と受講の前に密かに思っていたことは、外れてなかったな、と思いました。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

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・BBTUの遠隔教育は通学よりハード!?
これはグループ課題で一緒のグループになった方がおっしゃっていましたが、その方はグロービスの経験もあったようなのですが、遠隔教育の方が、裁量が自分なので、エンドレスになる。自分をしっかり律しないと。正直、物理的に可能なら通学の方が、通学時間とか考えても楽かもね(苦笑)と言っておられました。いや、ほんとハードだと思います。

あれこれトピック、こぼれ話やら、なにやら

・自学自習と受講者間討議での腹落ちがコンセプト
受講しようと思っている方に注意です。実際に講師の先生が掲示板で質問に応えてくれるということは、私の受講期間中にはありませんでした。TA(Teaching assistant)というMBA卒業生の方がアサインされていてその方が質問には回答してくれます。

また、本コースでは、2回、F2Fの集合講義(あくまで必須ではない)があり、その際には講師の方に直接質問することは可能ですが、それ以外は基本的に、講義を徹底的に聞き、不明点・気づきなどはTAにアドバイスしてもらいつつ、受講者間での討議によって腹落ちさせていくというプロセスを取ります。


・結構孤独なので、本科の仲間に入ろう

また、本プログラムは自学自習、内省的な面が重視されているプログラムです。特に単科で受講すると孤独感を感じることもあります。自分との戦いって感じです。

私の場合は、積極的に本科でMBA取得を目指している受講生との人とのコミュニケーションを図ることに成功して(共通の掲示板があるので絡んだだけですが)、講師との懇親会などにも参加させてもらったり、ひょんな流れでバンドさせてもらっちゃたり仲良くさせもらえて良かったです。(以下みたいな感じで)

「えいや」と「単科性も参加してよいでしょうか?」と
幹事の方に投稿した
引用元:しのジャッキーの自燃ブログ: BBTUのスクーリング&懇親会に出席したぞ!@BBTU単科2ヶ月経過(1/2)

しのジャッキーのパラレルキャリアでミュージシャン: ビジネススクールでテーマ曲を作ってみた。Garage Bandのドラム機能は優秀。
こちらがそんなはみ出し話

是非、一夜の為に作曲した曲を、箸休めにお聞きください。
 


なので、これから受講する方には、積極的に本科の方とのコミュニケーションを図って行くことを、非常におすすめします。今後の本科に進む進む間無いの参考にもなりますし、彼らのモチベーションの高さや、もちろん個人差(苦笑)などに触れることは非常に刺激になりました。

他の科目に比べて、問題発見思考は個人学習色が強いというのも本科生とのコミュニケーションで知りました。講義に酔っては、講師と活発な議論をするものもあるようです。

コストのカラクリ&本科行くの?


これは非常に重要です。
コストの話です。
本講座、受講料36万円です。

はっきり言って引きます。
まさに「えいや!」と飛び込んだ訳です
MBAコースにいくときに、入学金の減免と
単位の移行ができますしね。

で、科目の説明の中に明示的に書かれていないのですが
この問題発見思考にはビジネスブレイクスルーチャンネルの番組を
受講期間の間視聴できる権利が付与されていました。
これ、実は、受講当初よく理解していなくて、正月休みに気付きました。

もっと早く気付いていれば良かった!!!!!!

これは、BBTUが制作している、ビジネス番組のチャンネル
非常にレベルの高いビジネスコンテンツが毎週たくさん配信されています。

Business Breakthrough Ch | BBTch | ビジネス・ブレークスルー チャネル
番組の一覧はこちら



また、AirSearchという検索サービスがあって
これによって、番組内でつかわれているPDF資料内の文字も含めた
全文検索をかけて、自分の関心のあるキーワードのニュースや
番組を探して、しかもその箇所から再生するといったことまでできます。

AirSearch | コンテンツ検索
こんな感じの番組が毎週たくさん更新されます


また、本チャンネルの最大のキラーコンテンツが「大前研一ライブ」以下がそのオフィシャル説明文。

ビジネス・ブレークスルーの代表も務める世界的な経営コンサルタントの大前研一氏が、マクロな経済情勢や企業経営をテーマに、毎週2時間の生放送でお送りする看板番組。
世界と日本で1週間に起こった出来事から注目すべきニュースを独自の観点から解説。普段目にするニュースでは決して語られない世界や日本の経済情勢、そして、その見えざる背景を、詳しい分析・資料を交えながら解説。
引用元:Business Breakthrough Ch | BBTch | ビジネス・ブレークスルー チャネル

このコンテンツは衝撃的です。もうテレビのニュースみなくていいか。と本気で思ってしまう。世界最高クラスのコンサルタントが日本・海外から厳選したトピックを、論理的に、そして歴史的な背景も加味した解説を、データともに解説してくれます。歴史的背景というのの重要性って大切と毎週聞いてて非常に思いました。

もちろん、大前さん自体の好き・嫌いというのは色濃くでていますが、政治・経済面での様々な、成約のフィルターのかかった新聞・テレビなどのマスメディアに触れている危険性も感じました。

・RTOCSの解答も!
またBBTUのMBA本科コースの講義の中でのキラーコンテンツとなっているRTOCS (Real Time Online Case Study)の大前研一自身による模範解答の解説がされているのもこの番組です。

ビジネススクールでは、過去の様々なビジネスケースを素材として、そのときどうすればよかったか?というビジネスケーススタディーをします。それこそ通学生のMBAコースとかだと何百ケースもこなすといいます。しかし、問題点があります。ケース自体が古くなって、現代に合わなくなる可能性。答えがあるということ。つまり、本当のリアルビジネスで答えの見えない中どう意思決定するか?という視点に成約があります。

これに対して、RTOCSでは、実在する会社の”今”にフォーカスして「自分がxx社の社長だったとして、どうするか?」という意思決定を毎週ケーススタディしています。つまり、本科生は、IRやウェブで入手できる市場統計、ニュース、などなどの公開情報を自分で集め、その歯抜けの情報の中から、最終的に自分ならどうする。という意思決定を導きだす。という課題をBBTUの本科生は毎週やっている訳ですが・・・。




これの解答が毎週聞けてしまう。というとてもおいしい権利が丸一年分、問題発見思考には実はついているのです。この権利は、あと、発見思考の続きの「問題解決思考」あとイノベーションという単科の講義にはついているそうです(2014年8月問い合わせ現在)

で、このビジネスブレイクスルーチャンネル。
おいくらかといいますと。
年間会員
年額 204,000円(税抜)
引用元:Business Breakthrough Ch | BBTch | ビジネス・ブレークスルー チャネル
です。

ということは、問題発見思考の講義自体のコストは
36 - 20 =16万円です。

これ、2ヶ月で修了の他の単科プログラム8万円の倍なので
実は、コスパ高いです。

一年間、このビジネスブレイクスルーチャンネル聞いてて、まだまだ、聞きたいと思いつつも、単科講義の学習の方を優先して見れてないものが一杯あるし、大前研一ライブにしても、視聴はしているけど、深堀して分からないところなどを勉強できてないけど、視聴を継続したい!と本気で思っています。

そういう観点でも、実は、問題解決思考を継続して受講しようと思っています。理由はもちろんそれだけじゃないのですが、もうすでにだいぶ長い投稿になってしまったので、その他の理由(MBA本科でない理由も含め)については、本当に、申し込んでから書こうと思います。

ちなみに問題発見思考を受講した人は、上記よりも割り引かれた価格で、ビジネスブレイクスルーチャンネルを視聴できることになっています(数万円安い)

それでは、また!
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