ビブリオバトルを見て。プレゼンのポイントを考えてみた

2013年12月15日日曜日

ゆるたま 読書

t f B! P L
ちょっと気になっていたビブリオバトルというのを見に行ってきたので
メモを残しておきます。

参加したのは、以下のイベント
【定員60名まで】【年末企画!SPコラボ】
第16回Discover Book Bar x 六本木ビブリオバトル
https://www.facebook.com/events/1472199479670868/

イベントの内容は

==ここからイベントページの抜粋=======
参加費: 1000円 (ウエルカムドリンクつき)
イベント内容:
グループトーク(30分)
プチビブリオバトル (60分) 
交流タイム (30分) お酒を楽しんだり、本を読んだり、
        本について話したりする自由な時間です
----------------------------------------

毎月恒例のイベント、Discover Book ディスカヴァーのすべての本がそろうライブラリーで、ドリンクを片手に本が好きな仲間と交流しませんか?

お友達をさそって。
お1人でぶらりと。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。

12月は「六本木ビブリオバトル」のみなさんとコラボレーション。

【ビブリオバトルとは?】
ビブリオバトルは、全国の書店や図書館、大学などで
盛んにおこなわれている、こんなイベントです。

1.エントリーしたプレゼンターが3分間で本の魅力を語る。
2.各プレゼンの後に3分程度、ディスカッションをおこなう。
3.「どの本を一番読みたくなったか?」という観点で
  投票をおこない「チャンプ本」を決める。

このような知的な興奮が味わえる書評合戦です!
===以上イベントページからの抜粋 =======

今回のイベント様子は、Ustreamにアーカイブがあった

Video streaming by Ustream

流れはこんな感じ

ビブリオバトル自体の流れは以下の様な形だった
本の紹介をするプレゼンター6名はあらかじめ決まっていた。
多分、イベント告知の際に、募集して決めている様子。

通常は、5分らしいが今回は時間の都合で
3分のプレゼン+2分のQAというスタイル
(通常は5分プレゼン+3分QAみたい)

司会に呼ばれて、プレゼンターが前に出る
プレゼンターは本を片手にプレゼンをする
スクリーンには、残り時間が表示される

つまり、パワーポイントなどのスライドはなし
トークと身振り手振りのみでのプレゼンとなる。


オーディエンス側には、プレゼン内容をメモるための用紙と投票用紙が配られている
投票のポイントは、プレゼンがうまかったとかではなく
一番、その本を読みたいと思わされた」プレゼンを選ぶというのがポイント

優勝者に感じたプレゼンテクニック

今回は「田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」」という本を紹介した
女性のプレゼンが一位(チャンプ本)に輝きました。連続優勝のようでした。
一人飛び抜けてるな、という感じで、今回の中で唯一「読みたくなりました」

他の人のプレゼンと何が違ったのか、ちょっと考えてみた。
具体的な内容には触れず、読みたくさせるテクニックを感じました。

なんとなく思ったのは
・どんな人がその本を読むべきターゲットか意識させるストーリーがあった
・ターゲットの範囲が広い(みんなそう思うという内容だった)
・会場への問いかけがあった。
 例:「毎日どれくらい働いてますか?
    私は、週6日、1日15時間くらいはたらいてます
    だけど、週3日はたらいて、あとは好きなことをするという生活を憧れている
    それを実現している人の本が今回の本です。」
   って感じ
・具体的な核心(ネタバレ)は説明しない。
 例:こういった本にありがちなマーケティングやブランディングの本ではない
・締めのキャッチフレーズを(おそらく)決めていた

ってあたりかなー。
それにしても、参加者の皆さんはなれている人も多く
声量や、ボディーランゲージなどは基本的にしっかりしてたな〜。

投票結果の集計中は1分プレゼンタイム

結果集計の間は、会場から1分プレゼンの発表者をその場で募る
という時間の使い方は運営者目線的には「うまい、使えるな」と
実際6名の発表者が出てきました。
自分も一瞬いこうかと思ったがちょっと気分が乗らなかった(苦笑)

池上さんがいう様に、
ブログ▶︎読書メモ)伝える力/池上彰
p.58
10秒あればかなりの事が言える
30秒あれば起承転結を含めた話ができる

ということで、うまい人は、1分でもうまくまとめるなー
と関心いたしました。

 


ビブリオバトルって読書文化振興イベントなんだな


最後に、会場である出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンの
社長の方のお話があり、そこでものべられていたが

出版社に働く人間は、書店の店員さんに
その本を読みたいと思ってもらわないといけない
そういう意味でもよいイベント 
プレゼンしている人はとてもうまいし
どこか、プレゼンが快感で、そのために本を探して読んでいる
という感じもした (会場から「ばれたー」とか「そうそう」といった声w)

というのを聞いて
ビブリオバトルがあるから、本を読もう!と思う人がいて
ビブリオバトルが聞きたくて見に来る人がいて
そして、本を読みたいと思って帰っていく。
勝った人も勝てなかった人も、またやろう!と思って本を読む
出なかった人も、今度は出てみようかな、と本を読む

ビブリオバトルって、読書文化を広めていく
素敵なイベントなんだな。と思ったのでした。

ビブリオバトル勉強してきます

自分で会を運営している運営者目線でいくと
時間のコントロールが効くので、運営は楽そう。

改善点としては、プレゼンターへの投票用紙で
簡単に、「できていた・普通・できていなかった」といった
丸をつけるだけで、ある程度フィードバックをしてあげられるような
アンケートを用意してあげると、プレゼンターにとっても
うれしいんじゃないかな。と思ったり

投票用紙に、一言コメント欄もあったが、記入時間がちょい短かった。


自分の関わっている異業種交流会ゆるたまの会でも是非やってみよう。
ということで、こんなイベントを見つけたので、参加してくるのだ
中原図書館後援 第一回ビブリオバトル入門&体験講座
https://www.facebook.com/events/758749810808157/

今回のビブリオバトルで紹介された本

 



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